大黄牡丹皮湯

大黄牡丹皮湯 だいおうぼたんぴとう
出典:金匱要略
組成:大黄、芒硝、牡丹皮、桃仁、冬瓜子
八綱弁証:裏熱実 六淫:四傷:六経:陽明病 温病論:営分 三焦:中焦
方剤帰経:
臓腑弁証:大陽実熱、燥結
治法:清熱瀉下、活血消癰

OTC漢方薬エキス剤の効能効果:体力中等度以上で、下腹部痛があって、便秘しがちなものの次の諸症:月経不順、月経困難、月経痛、便秘、痔疾
医療用漢方エキス剤の効能効果:比較的体力があり、下腹部痛があって、便秘しがちなものの次の諸症:月経不順、月経困難、便秘、痔疾

解説
もともとは盲腸(虫垂炎)の薬なんでしょうね。下腹部の瘀血症状というよりも大腸の炎症性、化膿性の疾患でしょうか、婦人科系に使うには乱暴な感もあるし、ましてや常習性の便秘に処方するDrを見かけましたが驚きです。痔疾には使えますね。とくに外痔核でしょう。
OTCと医療用の効能の違いに漢方薬に対する厚生労働省のいい加減さが表れてます。体力云々という表現自体が的はずれなわけですが、実証・虚証を意味させたいのでしょうが、体力と虚実は何ら関係のないことで、体力があるのは極めて結構なことです。不要な余分なものを取り除けば治る病気が実証の病、足りないものを補うことで良くなるのが虚証の病です。ご覧のとおり大黄牡丹皮湯は泻薬を主体に構成されている実証向けの漢方処方です。

販売メーカー
OTC:イチゲン、ウチダ、松浦
医療用:コタロー、ツムラ、テイコク

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