柴苓湯

柴苓湯 さいれいとう
出典:世医得効方
組成:柴胡、黄芩、半夏、生姜、大棗、人参、甘草、沢泻、猪苓、茯苓、白朮、桂枝
八綱弁証:裏熱虚 六淫:湿 四傷:六経:少陰病 温病論:営分 三焦:下焦
方剤帰経:
臓腑弁証:肝鬱化火、水湿
治法:疏肝解鬱、清熱利湿
適応症:肝炎、肝硬変で浮腫・腹水をともなうもの。腎炎、ネフローゼ、急性胃腸炎

OTC漢方薬エキス剤の効能効果:吐き気,食欲不振,のどのかわき,排尿が少ないなどの次の諸症:水瀉性下痢,急性胃腸炎,暑気あたり,むくみ
医療用漢方エキス剤の効能効果:吐き気、食欲不振、のどのかわき、排尿が少ないなどの次の諸症:水瀉性下痢、急性胃腸炎、暑気あたり、むくみ

解説
元時代の中国での処方ということですが、まるで日本人が考えたような処方内容です。そのまま小柴胡湯+五苓散になっています。これはまともに処方が組める人が考えることではありません。熱虚証の水湿による病を治す事を目的とするなら、少なくとも湿性の大棗は抜き、生姜をより燥性の乾姜に替えます。それと桂枝を配合する意味はありません。ついでに補薬の白朮、茯苓が入りますので強力な湿性薬である人参もない方が良いでしょう。柴胡・黄芩・半夏・乾姜・沢泻・猪苓・茯苓・白朮・(炙甘草)という構成です。生薬数も減り効果は倍増するはずです。『世医得効方』自体を確認したことがありませんが違和感のある処方です。

販売メーカー
OTC:ウチダ、東洋、タキザワ、コタロー、イチゲン
医療用:クラシエ、ツムラ

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