大棗

大棗(たいそう)

基源 クロウメモドキ科ナツメ

部位 果実

薬効 強壮、緩和、鎮静、鎮痙

薬性 温 補 潤 降 収

臓象 脾土

帰経

使用目的

1.補脾益胃

脾胃気虚の食欲不振、味がない、元気が無い、疲れやすいなどの症状に人参、黄耆、白朮、茯苓などの補助として用います。

2.養営安神

心血虚の不安。動悸、眠りが浅い、驚きやすいなどの症状に、炙甘草、竜眼肉、酸棗仁などと用いまます。

3.緩和薬性

刺激性の強い、作用の強い薬物の薬効を緩和します。

4.その他

調和営衛

生姜と用いることで陰液・陽気の平衡を回復させます。

緩急

けいれんを緩解します。

益血止血

代表方剤

甘麦大棗湯、酸棗仁湯、炙甘草湯、桂枝湯

解説

大棗の用法は専ら表証用方剤において生姜とともに用いることで、攻撃的な処方でも陰陽バランスの崩れを生じないようにする事を目的としたものです。

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