山薬

山 薬(さんやく)

基源 ヤマノイモ科ヤマノイモ

部位 根茎

薬効 滋養、強壮、止瀉、治消渇

薬性 平 補 潤 升 収

臓象 脾土

帰経 肺 脾

使用目的

1.健脾・止瀉・止帯

脾気虚の食欲不振、泥状〜水様便、白色帯下、味がない、元気が無い疲れやすいなどの症候に用いる。

2.扶脾(滋補脾陰)

食べるとお腹が張る、食欲不振、手足のほてり、舌質が紅、脈が数など脾陰虚の症状に用いる。

3.補腎益精

腎精不足の腰や膝のだるさ、遺精、滑精、頻尿、多尿などの症状に用いる。

4.補肺・止咳

補肺気・補肺陰の効能を持つ。

 

 

代表方剤

参苓白朮散、六味丸、八味丸、啓脾湯

解説

山薬は食卓にも並ぶ山芋のことです。大和芋、長芋、自然薯などが山芋、ヤマノイモとされますが、山薬として漢方薬で使われるのは中国原産である長芋、また日本においては、元来精の付く食べ物とされている自然薯が用いられてきたと考えられます。現在、山薬として流通しているのは安価でもある中国産の長芋と考えられます。

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