桂枝湯

桂枝湯(けいしとう)

出典:傷寒論

組成:桂枝、芍薬、生姜、大棗、甘草

八綱弁証:表寒虚 六淫:四傷:六経:太陽病 温病論:衛分 三焦:上焦

方剤帰経:膀胱

臓腑弁証:風寒

治法:辛温解肌、袪風散寒

OTC漢方薬エキス剤の効能効果:体力が衰えたときの風邪の初期
医療用漢方エキス剤の効能効果:体力が衰えたときの風邪の初期

 

 

解説
薬効自体は弱い薬なので実際に使われう機会も少なくエキス剤の販売メーカーも少ないです。平素から虚弱な人が風邪をひいて悪寒がするときに適する薬です。桂枝湯からの派生方剤は大変多くあり、漢方薬を知る上では重要な基本方剤です。桂枝湯の使用目標に自汗というのがあります。何もしないのに汗がにじんでくる、寒く感じているのに汗ばんでいるような状態で、これは体力低下のために体液が保持できず汗として漏れている状態です。桂枝湯が自汗を治すと勘違いしている医者に遭遇したことがあります。桂枝湯は自汗を治すどころか、より発汗させる薬です。発汗させて風を治す薬です。ただし、葛根湯などのように強力に発汗させるのではなく、自汗があるような体力が低下した人にやんわりと発汗させて風邪を治すということです。汗かきで困っているという人に桂枝湯を飲ませてはダメですよ。
販売メーカー
 OTC:ウチダ、松浦、イチゲン、三和、ツムラ
 医療用:コタロー、ツムラ

風邪の症状でお悩みの方!
◎インターネット漢方相談行っています。
深刻なお悩みに有料相談でじっくり対応させていただきます。
秀峰堂中医学研究所漢方相談室
kampo@syuuhou.net

コメントを残す