急性胃炎に効く漢方薬

急性胃炎・慢性胃炎や胃潰瘍などの上部消化器疾患を漢方薬での治療という視点に立って見ると、病位・深度によるアプローチの差が明白であると言えます。西洋医学の薬物治療ではでは一律にPPIと粘膜保護剤ということになりますが、漢方治療では急性胃炎と慢性胃炎では少し異なった薬の使い方になります。今回は主に急性胃炎に使う漢方薬を紹介していきます。

弁証
八綱弁証
急性胃炎の場合は八綱弁証だけをきちんとすれば秋分だと思います。
熱証・寒証どちらもあります。実証・虚証どちらもあります。裏寒実証は現実的にはほとんどいません。

病位
胃経です。
気のせいでは済まない、明らかに辛い症状(痛み、吐き気」があります。
六経では太陰病ということになりますが、範囲が広すぎです。傷寒論はやはり使い物になりませんね。

臓腑弁証
胃気虚 胃陽虚 胃熱 胃寒

処方例
八綱弁証と主症状による使い分けで十分対応できます。
熱寒実虚の分け方はこちらを参考にして下さい。

熱実証
黄連解毒湯
上腹部の灼熱感、呑酸、食べると痛みは増強する

熱虚証
柴胡桂枝湯
痛みが主で吐き気がある場合も使える。
痛みより胸焼けがひどければ柴胡加竜骨牡蛎湯

半夏瀉心湯
吐き気、ムカつき、嘔吐する場合は食べてすぐ吐く。

寒虚証
安中散
痛みがひどい、典型的な急性胃炎、寒証の胃痛はほとんど対応できる。

二陳湯
悪心嘔吐、痛みはなく嘔吐する場合は食べてから2時間以上して

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