うつ病に効く漢方薬

うつ病は精神疾患ですので、気分や感情といったものの障害が主な症状です。
特に生体エネルギーの低下症状(易疲労など)や精神運動抑制こそがその中心にあります。
ただ、こうした精神症状が目立たない軽症うつや身体症状のほうが目立つ仮面うつといった場合も少なくないようです。

うつ病の診断基準症状は以下のようになっています。
①抑うつ気分
②興味・喜び感の消失
③食欲減退または増加
④不眠または過眠
⑤精神運動抑制または焦燥
⑥易疲労または気力減退
⑦無価値感または罪責感
⑧思考力・集中力減退
⑨希死・自殺念慮
このうち①、②はうつ病の中核症状ですので、漢方治療においても軽重にかかわらず中心に置くことになります。
病態としては肝気鬱結ですので、疏肝解欝とともに症状に合わせて補気・補陽、補陰・補腎、清心・安神を行っていくことになります。

弁証
八綱弁証
虚証のみです。寒・熱はどちらもあります。
裏熱虚証、裏寒虚証

病位
本来は胆経までの疾患ですが、長引いて重症化すれば身体的な症状も顕在し脾経、腎経まで及びます。

臓腑弁証
肝気鬱結(肝気鬱滞・肝鬱気滞・肝鬱・気鬱)

肝の疏泄機能の失調で気の流れが鬱滞した病態。
精神的な緊張・情緒の過度の変動等によって生じる。病邪も侵襲、陰陽失調などでもあらわれることがある。

処方例
熱虚証:四逆散、柴胡疎肝湯、逍遥散、柴胡桂枝湯
寒虚証:半夏厚朴湯、香蘇散
瘀血が顕著な場合:血府逐瘀湯

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