乙字湯

乙字湯(おつじとう)
原南陽
組成:柴胡 黄芩 升麻 当帰 甘草 大黄
八綱弁証:裏熱実 六淫:火 四傷:血 六経:陽明病 温病論:気分 三焦:中焦
方剤帰経:胃・小腸・三焦・大腸
臓腑弁証:下陥
治法:升提、清熱化湿、活血
適応症:痔核の脱出、脱肛、痔瘻、痔出血、陰部湿疹
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OTC効能効果=体力中等度以上で、大便がかたく、便秘傾向のあるものの次の諸症:痔核(いぼ痔)、きれ痔、便秘、軽度の脱肛

医療用効能効果=病状がそれほど激しくなく、体力が中位で衰弱していないものの次の諸症:キレ痔、イボ痔

 

解説
柴胡、黄芩による清熱、清肝。当帰、大黄の通便。升麻の升堤作用により、内痔核、脱肛を治療対象とした方剤であると考えられます。

当帰、大黄の活血・駆瘀血作用で痔瘻、痔核からの出血に対応するのは、いささか難しいかと思われます。

痔疾全般に用いられていますが、とりあえず飲酒習慣者の内痔核には適しているだろうと思われます。ただ止血効果はあまり期待できないでしょう。
いずれにしても痔の漢方薬としては軽症者向きと言えます。
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