ドライアイに効く漢方薬

ドライアイは乾き目や充血などの症状とともに涙液の量的・質的異常が見られ、角結膜上皮の異常を伴います。ひどければ唾液分泌も不足するドライマウスを伴う場合もあります。点眼剤で治るはずのない疾患であることは言うまでもありません。
眼の症状の本質は肝にあると漢方では考えています。ドライアイの場合も眼を十分に滋潤できない原因は肝血にあると考えますし、皮膚の乾燥やのど、口の渇きを伴い手足のほてりなどもあれば陰虚、陰液不足を考えます。

 

 

弁証

八綱弁証
熱虚証、寒虚証が大半で熱実証もありえます。

臓腑弁証
肝血虚
肝血の不足状態のことで、一般にいう貧血との違いは、単純に量的な血の不足ということではなく、質的な不足、質の良い働きの良い血が不足している状態であって、そのために十分に栄養が滋潤されない身体部位が生じてしまっている状態です。

肝陰虚・肝腎陰虚
この場合は陰液不足を意味していると考えて下さい。眼を潤すための津液が不足している状態、身体自体が乾燥してしまっている状態です。
口の渇きや体のほてり・熱感などがあり、肝腎陰虚の場合は、腰や膝のだるさ・ふらつきなど腎虚の症状をともないます。

肝火
イライラが強く、怒りっぽくなり、不眠や頭痛めまいなども伴い、目は充血しやすく、めやにが出ます

治療

寒虚証
この場合は肝血虚しか原因として考えられないので
四物湯、八珍湯などの補血剤を主に用います。

熱虚証
腎虚の症状がなければ四物湯+麦門冬湯
肝腎陰虚であれば麦味地黄丸あるいは六味丸+麦門冬湯
イライラや不眠、めまいと言った自律神経失調があれば加味逍遥散を用いることも出来ます。

熱実証
肝火上炎ということで竜胆瀉肝湯と言ったところですが、おそらくこの場合は他の症状が主訴になるでしょう。

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