陰陽学

漢方・中医学は古代の中国哲学を根底に成り立っています。
その中でも特に根本をなすのは陰陽の考えかたです。
世の中の全ては陰と陽の2つで成り立ちます。陰があるなら、それに対応する陽があります。
それは対立する存在であったり、構成する要素を二分するものであったり、
例えば月が陰なら太陽は陽となり、女が陰なら男が陽となる。
陰は衰退、静止、寒性、物質的、肉体といったもので、それに対応し、陽は亢進、活動、熱性、機能的、精神となります。
ある要素を2分する、2者分類が漢方・中医学理論のスタートになります。

漢方理論において陰陽が重要なのは、何事も2つに分けるということであり、2つに分けることを繰り返していくことで診断し、現象を理解していきます。
寒と熱、虚と実、湿と燥、裏と表などの2者分類が体質診断の基礎になります。
それから、陰陽が漢方理論で重要になるのは、陰陽のバランスです。
人は陰陽が平衡することで健康を保っています。陰は臓器や血液など目に見える人体の構成要素です。
陽は臓器や血液そのものではなく、その機能面であり、また精神など目には見えない人体の構成要素を指します。
そして、陰は寒、陽は熱です。精神的に弱り陰が勝れば人としての活動性が落ちます。体が衰弱し陽が勝れば苛立ちやすくなり機能的な異常をおこします。
人体の、あるいは臓器の陰陽バランスの崩れが病気の本質とも言えますが、陰陽バランスを崩す要素は多様であり、
現実的な治療ではそれぞれの原因要素に対応するものとなっていきます。
漢方理論において陰陽額が特に大切なのは二者択一、二者選別の考え方がが漢方・中医学の思考基盤であることです。

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