弁証論治について

漢方・中医学には証という概念があります。
西洋医学や、普段私たちが使うと言う言葉にも共通しますが、
症状は単に、頭が痛いとか熱があると言った現象をあらわしているだけで、特定の病気を意味してはいません。
西洋医学、現代医学では病名と治療法がセットになっています。
病名が特定できない限り治療法は決まりません。
病名=治療法です。
例えば1,2日前から頭が痛くて、寒気がするとします。食欲もあり仕事もしているとします。
これを漢方的に弁証論治すれば、
表寒(実)証という事になりますので、治療法は麻黄湯の派生方剤と言うことになります。

一方西洋医学では、頭痛がして発熱する疾患の全ての可能性を考え、一つずつ検証していかなければ診断が下りません。
可能性があるものと言うより、可能性がないものをけしていく作業に没頭しなければ成りません。
9割形風邪なんですがね。
漢方ではいくつかの症状、及び身体的徴候が見られれば、そのまま治療法が決まります。
弁証=論治です。
症状があれば必ず治療法があるのが漢方・中医学です。
“ずっと腰が痛いのに病院へ行ったら何でもないと言われた。”
よく効く話ですが、
これは漢方・中医学では絶対にあり得ないことです。
人間に起きている症状であれば必ず治療法があります。
証=治
これは人の病を治そうという立場に立てば、当然の絶対原則です。
もう一つの科学の存在に気づいた時、率直に受け入れて貰えることかと思います。

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